LDLコレステロール値を健康的に改善する方法とは

どうして増える?

このページでは、どういう生活をしていると悪玉コレステロールが増えるのか紹介しています。

遺伝による家族性高コレステロール血症

LDLコレステロールが増える原因は、偏った食事や不規則な生活習慣だけではありません。遺伝が原因となって起こってしまう人もいます。こうした遺伝が原因でコレステロール値が上ることを「家族性高コレステロール血症(FH:Familial Hypercholesterolemia)」と呼んでいます。

両親から受け継いでいる場合はホモ接合体、どちらかから受け継いでいる場合はヘテロ接合体と分けることができます。遺伝子的にLDLの受容体が少なく、そのため体内でコレステロールのやりとりがスムーズにおこなわれなくなり、血中濃度が高くなってしまうもの。HDLの合成があまりできない状態であるとLDLコレステロールが増えてしまう…といった事態になるのです。

こうした遺伝子による影響がある場合、いくら食事や運動に気を付けていたとしても自然とコレステロール値が上ってしまうのですから、なかなか厄介な状況。体質的にLDLコレステロールが処理しにくく上がりやすい状態になっており、健康な人ではLDL値が140mgほどですが、家族性高コレステロール血症の場合では200~400 mg/dLといった数値になっていることも珍しくありません。

子どもでもLDLコレステロールが高い状態になってしまい、通常では考えられない動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などを発症させることもあるのです。

薬がきっかけでLDLコレステロールが急増

病気治療の一環として薬を服用している場合、その薬剤が原因でLDLコレステロールが上昇することもあります。糖尿病や腎臓病、高血圧などの治療薬でLDLコレステロールが上る症状がみられ、特に糖尿病患者の場合では20~50%の割合で脂質異常症を引き起こしているのです。

その程度は人によって違うものの、ほとんどの人が中性脂肪が増えたのが引き金になって、LDLコレステロールも急激に増えてしまうようです。

甲状腺機能が低下することでLDLコレステロールが急激に増えることもあります。甲状腺でホルモン物質の分泌が少なくなってしまい、LDLコレステロールが増えてしまうのです。腎臓病を患っている人の場合では、脂質異常症を引き起こす可能性も…。

他の病気治療においても降圧薬や経口避妊薬、ステロイドホルモン剤が引き金となって血中脂質値を上げてしまうこともあります。ですから、投薬や生活習慣については、医師または薬剤師の指示をしっかりと守ることが大切ですよ。

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